2011年1月12日水曜日

白いリボン ーDAS WEISSE BANDー

 
今年初の映画は、カンヌでパルム・ドールを受賞した
ミヒャエル・ハネケ監督の『白いリボン』。
久しぶりのハネケ作品、本当に素晴らしかった☆
(年末バタバタで行けなかったけれど、間に合った!)


カラーで撮影してモノクロに変換された映像が美しい。
コントラストが絶妙なんだけど、、、
おかげで白い字幕が読みづらいところも数カ所あり。
だけどここまで圧倒的だとね、そんなことはもう。。。

144分がとても短く感じたので、もうエンディング!?
まさかここでと思うところでエンドロール。
それら諸々含めてとても深く心に残る作品だった。
こんな時代ものも完璧。ハネケって本当にスゴイ!!!

パンフレットにあったハネケの言葉。
「すべての事件に、論理的な説明がなされています。
見ようとすることで見えてくるものを見て欲しい」。
明確な回答はないけど、すべての行動に意味があるのだ。
もう一度観ないとーーー!!!


白い用紙にマットPP加工仕上げのパンフレット。
グレーの文字にエンボス加工が美しい。
タイトル下の文字は、現在のラテン文字の筆記体ではなく、
旧ドイツ文字の筆記体で、今ではドイツ人でも読める人は
ほとんどいないらしい。この読めないサブタイトルの意味は
「あるドイツの子どもたちの物語」。意味深!!!

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