2011年1月26日水曜日

ソーシャル・ネットワーク ーthe social networkー


映画『ソーシャル・ネットワーク』鑑賞。
ちょっとびっくりするくらいフツーの映画だった。
デヴィッド・フィンチャー監督なので、
何かあるだろう!と妙に期待してたんだけど。。。

名監督なので、押さえるところは押さえてあるし、
音楽の使い方も巧くて、テンポもすごく良い。
だからもちろん観ていて楽しめるんだけど、、、
なんかもっと違う切り口で描かれていたりするのかと。
予告の編集がとても良かったからなぁ。。。

この映画のタイミングで、
facebookとマーク・ザッカーバーグ、
ソーシャルメディア関係の書籍や雑誌の発売が多数。
facebook、日本では登録だけの人が多いようだけど、
これからどうなるのか!?
自分ももう少し使ってみようかな。。。

ソーシャル・ネットワーク - オフィシャルサイト
ソーシャル・ネットワーク - goo 映画
2011/1/15公開『ソーシャル・ネットワーク』予告編 "The Social Network" JP trailer

2011年1月18日火曜日

海の向こうのふる~い絵本展 2011 ~北欧からのおくりもの~


渋谷パルコ ロゴスギャラリーで
『海の向こうのふる~い絵本展 2011
  ~北欧からのおくりもの~』を鑑賞。

19世紀以降の有名作家から、
今では絶版になった北欧の絵本が展示されてる。
昔のざらついた紙に、ベタっとした感じで
版画のように刷られた絵本にはすごく味がある。
オリジナルのムーミンも魅力的☆

貴重な絵本約200点をはじめ、
ヴィンテージポスター等も展示・販売されていて
1,500円均一の絵本コーナーもあり!
「海の向こうのふる~い絵本展 2011」は、1/31日(月)まで。
海の向こうのふる~い絵本展 2011 - parco-art.com

エリックを探して ーLooking for Ericー


ケン・ローチ監督最新作『エリックを探して』鑑賞。
「麦の穂をゆらす風」や「この自由な世界で」みたいな
切なくてやり切れない重厚な作品もかなり好きだけど、
今回のようなユーモアたっぷりのものもとても良い。

95年製作の「明日へのチケット」がすごく良かったから
またそういうのも観たいと思っていたんだけど、、、
『エリックを探して』はそれに近い感じ。
主人公が抱えている問題とユーモアのバランスもすごく良い。

それにいつもサッカー関係のネタがおもしろくて、
監督どれだけサッカー好き&趣味炸裂なんだよっ!っていう。
やっぱりケン・ローチ作品は、かなり好きだ~☆
プロフィール見たら、1936年生まれだって。
え~~~、74歳!? 74歳でこのセンス!!!

エリックを探して Looking for Eric - オフィシャルサイト
エリックを探して - goo 映画

2011年1月16日日曜日

バスキアのすべて ーJEAN-MICHEL BASQUIAT : THE RADIANT CHILDー


映画『バスキアのすべて』を観てきた。
20年以上公開されていなかったインタビュー映像と
関係者の話、当時の映像で構成されたドキュメンタリー。

映画の中でインタビューを受けるバスキアは25歳。
監督は彼の友人だったタムラ・デイヴィス。
初めて知る事も多く(人種差別で悩んでいたこと等)、
興味深い内容だった。

彼の絵を初めて観た時、あまりの迫力に圧倒された。
当時、神宮前にあった「ギャラリー・ショウ」は、
多くの絵を所有していて、定期的に公開していた。
何回観ても飽きる事なく、何度も何度も通った。
今思えば、そこで過ごした時間はまさに宝物だった。

1960年12月22日に誕生して、
1988年8月12日に27歳で他界したバスキア。
もし生きてたら50歳! 50歳の作品も観たかったな。。。

映画『バスキアのすべて』 - オフィシャルサイト
バスキアのすべて - goo 映画

2011年1月13日木曜日

秀英体100 @ggg

 
 
ギンザ・グラフィック・ギャラリーで、
「秀英体」生誕100年の記念展『秀英体100』を鑑賞。
「秀英体」は、明治45年(1912年)に誕生してから、
現在まで使用されているDNPのオリジナル書体。

●1階に展示されている新作ポスター
「秀英体の四季」出展作家 25名(五十音順・敬称略)
浅葉克己・井上嗣也・葛西 薫・勝井三雄・佐藤晃一・
佐野研二郎・澁谷克彦・杉浦康平・杉崎真之助・
祖父江 慎・高橋善丸・立花文穂・永井一正・中島英樹・
長嶋りかこ・仲條正義・中村至男・南部俊安・服部一成・
原 研哉・平野敬子・平野甲賀・松永 真・
三木 健 + コントラプンクト(デンマーク)

●地階は、杉浦康平さんデザインの季刊「銀花」をはじめ、
さまざまな印刷物や、書体にまつわる資料を多数展示。
↓こちらに会場の展示風景が紹介されています。
デザインの現場「これ、誰がデザインしたの?」 : 「秀英体100」展


うちにある「銀花」1989年 第八十号。


会場で販売されている冊子『秀英体生誕100年』は、
「秀英体」の歴史、書体体系図、特徴、つくり方等
興味深い内容で、資料として役立つ。(300円)
『秀英体100』は、1月31日(月)まで。
ギンザ・グラフィック・ギャラリー

2011年1月12日水曜日

白いリボン ーDAS WEISSE BANDー

 
今年初の映画は、カンヌでパルム・ドールを受賞した
ミヒャエル・ハネケ監督の『白いリボン』。
久しぶりのハネケ作品、本当に素晴らしかった☆
(年末バタバタで行けなかったけれど、間に合った!)


カラーで撮影してモノクロに変換された映像が美しい。
コントラストが絶妙なんだけど、、、
おかげで白い字幕が読みづらいところも数カ所あり。
だけどここまで圧倒的だとね、そんなことはもう。。。

144分がとても短く感じたので、もうエンディング!?
まさかここでと思うところでエンドロール。
それら諸々含めてとても深く心に残る作品だった。
こんな時代ものも完璧。ハネケって本当にスゴイ!!!

パンフレットにあったハネケの言葉。
「すべての事件に、論理的な説明がなされています。
見ようとすることで見えてくるものを見て欲しい」。
明確な回答はないけど、すべての行動に意味があるのだ。
もう一度観ないとーーー!!!


白い用紙にマットPP加工仕上げのパンフレット。
グレーの文字にエンボス加工が美しい。
タイトル下の文字は、現在のラテン文字の筆記体ではなく、
旧ドイツ文字の筆記体で、今ではドイツ人でも読める人は
ほとんどいないらしい。この読めないサブタイトルの意味は
「あるドイツの子どもたちの物語」。意味深!!!

白いリボン - オフィシャルサイト
白いリボン - goo 映画