2009年2月8日日曜日

エル・スール ーEL SURー


「ミツバチのささやき」があまりにも良かったので、同監督作品「エル・スール」も鑑賞。これはエリセ監督夫人のアデライダ・ガルシア=モラレスの小説が原作。「エル・スール」とは「南」という意味で、この映画ではアンダルシア地方のこと。アンダルシア出身の父と娘の物語。最後までエル・スールは出てこないから、その先を感じずにはいられない。。。と思っていたら、、、この作品当初は1部が北部(1時間半)、2部が南部(1時間)の2部構成の予定だったと本(光をめぐって 映画インタビュー集:蓮實重彦/筑摩書房)に書いてあった。財政的に無理で後半はカットしたのだとか。。。もったいない!続きが見たい! だけど、それでも素晴らしい作品に仕上がっているのは監督の力なのだろう。今回も光など本当に見事で、やっぱり映画館で観て良かった。。。
エル・スール(1983) - goo 映画