2008年7月12日土曜日

エミリー・ウングワレー展 -アボリジニが生んだ天才画家-

 
エミリー・カーメ・ウングワレーの展覧会を観に国立新美術館へ。
オーストラリア中央の砂漠地帯で、アボリジニの伝統的な生活を送りながら、儀礼のためのボディ・ペインティングや砂絵を描いていた彼女。西洋美術との接点がまったくなくても、こんな素晴らしい抽象画が描けるのだ。1977年からバティック(ろうけつ染め)の制作を始め、88年からはカンヴァス画、その後亡くなるまでの8年間に、3千点とも4千点ともいわれる作品を残している。生まれは1910年頃(正確には分からない)、96年9月2日永眠。数々の色彩豊かな作品、中でも大作には本当に圧倒された。。。
エミリー・ウングワレー展 新国立美術